子どもの小さな発見は、体験をリンクさせるチャンス! ~動物モビールの制作を通して~

2017年9月16日 08:56

 先日、「ペタタでは小さな子も大きな子も同じカリキュラムで、大丈夫ですか?」と尋ねられる機会がありました。


“大丈夫?” とは、きっと
小さな子に合わせていては大きな子が退屈で、
大きな子に合わせていれば小さな子は難しいのではと思われたのでしょう。

ただ、カリキュラムは同じでも制作内容が違うことも多くあります。

例えば“版画”は
園児等の小さな子達は紙版画、
小学校高学年は自分で彫刻刀やカッターを使って制作する事が
同一カリキュラムで異なる制作を行う1つの例です。

その一方で、
ちょうど前回、9月前半のカリキュラムは動物モビールの制作でしたが
この様に カリキュラム・制作方法とも全く同じこともあります。

ただ、2才の親子クラスから
12才(小学6年生)までの異なる年齢の子ども達の 作品が一斉に並び、
天井でゆらゆら揺れている光景はとても素敵で
これがペタタの縦割り制作の魅力であると再確認しました。  
                              
小さな時しか描くことの出来ない愛らしい曲線や動物の表情は、宝物です。
それに対して大きな学年になるにつれ写実的に表現し、
陰影や毛の1本1本まで丁寧に描き、また違った宝物の輝きを放ちます。

3才には3才の、6才には6才の、12才には12才のそれぞれの表現を楽しみました。


(3才児 作品)

(4才児 作品)

(小学4年生 作品)

(小学4年生 作品)


(小学6年生 作品)

さて、子ども達は
自分の好きな動物を頭でイメージしながら描き、時々図鑑で確かめていましたが、
「キリンの脚のひざから下には模様が無かった!」
「パンダのしっぽは白かった!」
「シマウマの体は立縞でも脚は横縞だ!」
など改めて観察し自分たちで発見した様子です。 

体験をリンクさせるきっかけは、ココからです。

この声をぜひ拾い上げて、実際に動物園に足を運んでみてください。

調べて発見し、実際に体験する。自分で確かめる。
この日常の小さな積み重ねが確実に子ども達を成長させます。

『体験にリンクさせる読みきかせを!』を主軸に活動を積み上げているペタタの子は、
こうして “知ったつもりの知識”ではなく“生きた知識”そのものを増やす機会が非常に多くあります。

ペタタに理科が得意な子が多いのもこの洞察力や探求力が活きているのでしょう。

日常には原体験に結びつけるきっかけがたくさんあります。

これからも子ども達が、いきいきと目を輝かせながら様々な事を吸収していくことを心から願っています。  


◆天井から揺れる動物モビール全作品の様子は
http://mbp-kobe.com/npo-petata/column/62294/ 
をご覧ください !

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