カテゴリ 2017年8月アーカイブ

まだ暑いとはいえ、風が秋めいてきました。
空を見上げると、
低い場所で夏の雲
高い場所で秋の雲が一緒に広がっています。

『行き合ひ(ゆきあい)の空』
といいます。
去っていく夏とやってくる秋が空の上で行合うころ。
とっても素敵な響きで、大好きです。



明日から新学期。

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夏休みの小学校では、
新学期に配布する教科書が積まれ

まさに、行き合う時に包まれています。


そんな学校の図書室で、
小学校の先生や学校司書の先生、図書ボランティアさんを対象に
絵本講座を行いました。

 

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『体験をリンクさせる読み聞かせを!』というテーマで

◆本の選び方、読み聞かせ方
◆子どもを本好きにする環境の作り方
◆体験をリンクさせるコツとブックトークのコツ
◆絵本からひろがる遊び 絵本×お話作り

などを盛り込んだ90分の講座です。

 


この講座内で私が読んだ絵本は

遠足や運動会などお弁当の時期にちなんで『まんてんべんとう』

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そして、
文字数や行数が少ないくても
こんなに心に響き考える絵本がありますよ
とお伝えした絵本『どんなかんじかなぁ』

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最後に
ペタタで『絵本×親子制作×防災』として力を注いでいることと
9月1日が防災の日であることから

東日本大震災の絵本『ぼくは海になった』

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の3冊です。


この日、受講された方のうち
多くの方が日ごろ難しいと感じている事は
◆絵本の選び方と読む前のお話の切り出し方
◆ブックトークのつなぎ方
でした。


ですが、お弁当、防災の日、そして行き合いの空・・・
などなど、
日々の生活にはヒントがいっぱいです。

もし、空の話から広がって
子ども達が「空を触ってみたい~!」と言い始めたら
こんな絵本がありますよ。

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季節については、こんな絵本もオススメです。

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ぜひ、日常や体験とリンクさせる読み聞かせで
子ども達の生活にしっかり絡めてほしい。
と思っています。

 

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絵本は
肩ひじ張って読むものでもなければ
本を通して何かを教えるものでもありません。

届けたいのは『心』です。

そして、
子ども達が自らいきいきワクワクと感じ取る仕掛けを作るのが、大人の役割です。

 

 


受講された方の声の一部です。

◆子ども達をどのように引き付けて読み聞かせを始めたらいいのか再確認ができ、より良い形で実践できればと感じとても勉強になりました。
子ども達の心を育てられ創造力を育む手助けになればと思います。

◆読み聞かせや選書に悩むことが多くなってきたのですが、
体験と本を結び付け身近なものから連想することや二十四節気など季節をとり入れたものなどで本を選んでいきたいと思いました。
 

◆とてもわかりやすくひきこまれる内容でした。
いつも読み聞かせをしていますが、”思いを届ける” ”クリエイティブな思考を作る”などの絵本の選び方も参考になり、自分の考えにも良い影響を受けました。
 

◆今年度から読み聞かせボランティアを始めたのですが、選書もブックトークも読み方も不安がいっぱいでした。
大人の思惑ではなく絵本にたくさんのキーワードを見つけることや季節をリンクさせるなどを学び、
今後も自分の絵本の引きだしを増やして色々リンクづけることに敏感になりたいと思いました。
 

◆”読み聞かせを体験にリンクさせ、こちらから投げかけて子ども達が自分たちで想像するきっかけにする”
など、とても貴重なお話でした。


◆絵本からひろがるお話作りあそびを通して、現場ではハードルが高いと感じていたお話の創作なども楽しく行う事ができ、とてもためになりました。

 

夏休み中のお忙しい中、ご参加頂きありがとうございました。

 

絵本講座は、
絵本の読み聞かせから広がる表現あそび”読み聞かせアート”指導者養成講座として
国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金の助成を受けて開催しています。
 

また、このような絵本講座はお声をおかけ頂ければ、
受講者の人数に関わらずどこへでもお伺いいたします。

お申し込み、お問い合わせはメールまたはお電話でお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ペタタでは
防災減災について、震災絵本を通して考え
親子で世界に1つだけの『非常用持ち出し袋』を作る
【お絵描き手をつなごうプロジェクト】を行っています。

8月20日は、熊本県熊本市に出張しました!

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兵庫県青少年本部の災害復興支援特別助成事業として開催し
当日は親子25組にご参加頂きました。
 

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イベントではまず

阪神淡路大震災の絵本『ゆずちゃん』と
東日本大震災の絵本『ぼくは海になった』を
音楽療法士による演奏に合わせて読み、

実際に体を動かし楽しみながら防災を学ぶ防災ダックも行いました。

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非常用持ち出し袋の制作は
親子のかけがえのない時間。

配布した『防災大切なことメモ』を見ながら1つ1つ必要なものの絵を描く子、
この夏の思い出の飛行機をのびのびと描く子、
自分の顔や友達、大好きな乗り物を描く子など様々です。


今、この年齢の この時を切り取った
かけがえのない素敵な思い出をギュッと凝縮しています。

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そして、
最初は真っ白だった巨大なキャンバスに子ども達が絵をどんどん描き加え
絵のバトンリレーを行う『キッズゲルニカ』や

1人1人の自画像が手をつなぐ
『手をつなごう壁画』も描き加えました。

ずいぶんつながって長くなってきました!
 

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最後に、もう一度音楽に合わせて
東日本大震災の絵本『あの日のこと』を読んで、イベントは終了です。

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ご参加頂いた方のお声の一部です。

◆楽しかったです。絵本を読むことがほとんどなくなっていたので、
改めて子ども達と一緒に家にある絵本をもう一度読んであげて
話し合う時間を取りたくなりました。
災害についても家族で話し合ってみようと思います。(10才・7才 保護者)

◆絵本から色々な事を感じました。
音楽に合わせた絵本もとても感動しました。今日は参加できてよかったです。
地震の事を忘れがちになってきていますが、
もう一度考え直す機会を頂けました。
家族でまた話し合いたいと思います。 (5才・4才 保護者)


◆絵本がすごく心に響きました。楽しくお絵かきが出来て親子で楽しめました。(7才・5才 保護者)


◆子どもの描く絵を家族みんなで
ゆっくり眺める時間を作って頂きありがとうございます。
この何気ない日常を大切に守っていきたいと強く思います。(3才・1才 保護者)

◆今日の絵本を通して、震災の事を忘れてはいけないという思いと、
子どもにもい持ちの大切さを教えていきたいと思いました。 (6才 保護者)


ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
 

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来月9月24日(日)は新潟県糸魚川市(神戸市パートナーシップ 被災地等支援助成事業)で、

そして10月8日(日)は宮城県名取市(兵庫県復興サポート事業助成)で開催します。

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ご興味のある方はぜひご参加ください。
お申し込みをお待ちしています。(※詳細等については改めて後日アップします。)


なお、『キッズゲルニカ』と『手をつなぐ壁画』については
この宮城県での開催で、すべて完成する予定です。

手をつなごうプロジェクト3年間の集大成!とっても楽しみです。




 

8月7日は立秋です。暦の上では秋と言われても…夏真っ盛り!
とっても暑い日が続いていますね。

ところで
暑いと、なぜ酸っぱいものがほしくなるのでしょう??

そんな不思議にググッと迫る
絵本からひろがるサイエンスイベント
『ためしてびっくり!絵本からひろがるサイエンス
~暑さを吹き飛ばす すっぱいものパワーの不思議にせまる~』
を開催しました。


子ども達に、酸っぱいものって何がある?と尋ねると

グレープフルーツ!
レモン!
お酢!

元気な答えが返ってきます。

そう、この日はお酢を使った実験です。


そこでクイズ!
『しょうがをお酢につけると、お酢はどんな色になるでしょうか?』

答えはこの本に!

次々と紹介し、身近な素材の不思議に迫り盛り上がります。

 

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『体験をリンクさせる読み聞かせを!』
をコンセプトにしているペタタの読み聞かせ。

夏休みは子ども達をぐ~~~んっと成長させます。

いっぱいいっぱい体験してほしいという願いを込めた絵本の
『まほうの夏』
も、音楽に合わせて読みました。

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各ページに音楽療法士による音楽がつけられています。

さて、ワクワク気分も盛り上がりいよいよ実験開始!



ではここでで
またまたクイズ『卵を2~3日、お酢につけていていたらどうなるでしょうか?』

正解は・・・

こんなスケルトンたまごが出来上がります!
 

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これぞまさに、ぷにぷに!
子ども達が楽しそうに触ります。



「お酢ってすご~い」
の声が聞こえたら、この絵本の紹介!

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『酢の絵本』




ではもう1問 
『牛乳にお酢を混ぜたら!???』

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わわわ!!固まりが出来てきた~!!

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カッテージチーズの完成です!



では、さらにもう1問
『お酢に重曹を混ぜたら!??』

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風船の中に入れた重曹をそっとペットボトルの中に落と強いれると・・・


わわわ!!風船が膨らむ~~~!!

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子ども達の楽しそうな声が響きます。





そして、奥田歯科医院さんによる
お酢とフッ素と卵の実験です。

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まず、絵本×音楽で 『歯がぬけた』を読み
その後、奥田歯科医院さんにタッチ交代です。


実験では
たまごの半分にフッ素を塗り
もう半分はそのままです。
お酢につけると・・・さあ、どうなるでしょうか?

待っている間に
ムシ歯の話をフッ素の話を聞きます。すっごくわかりやすくて感動!
子どもに優しい歯科衛生士さん♡
 

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さてさて・・・
お待ちかねの実験結果は??

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「うわ~、すごい・・・」真剣な子ども達

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ペタタが一番大切にしている事は
『手を動かして考える事』

たくさん経験し、
たくさんの思い出を作って素敵な夏休みを過ごしてください。

はじめに作ったカッテージチーズを試食して当日は終了

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イベントの最後の絵本は
『4こうねんのぼく』

ペタタが夏におすすめする絵本の中の1冊です。

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絵本は、子どもには子どもの
大人には大人の解釈があり深読みの楽しさもあります。

絵本は子どものもの!なんて思わず
年齢を問わず楽しんでもらえればという願いを込めています。



盛りだくさんの2時間を親子で楽しむ1日でした。
おみやげは、リトマス紙です。
お家に帰っていろいろ調べてみて下さいね!

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


*******

ご参加頂いた保護者のアンケートの一部です。

◆絵本と実体験のリンクが興味深かったです。絵本がすごく良くひきこまれました。【5才 保護者:母】

◆イベント内容と絵本のチョイスが絶妙です。お酢やキッチンで出来る実験がとても興味深かったです。 【11才・8才 保護者:母】

◆お酢の実験と最後の絵本(4こうねんのぼく)が特に印象的でした。家では出来ない体験が出来て私が楽しかったです。子どもが楽しそうに風船を膨らむ姿を見てい姿が嬉しかったです。 【5才 保護者:母】

◆風船が膨らむ実験がとっても面白かったです。絵本の良さも改めて感じました【8才 保護者:父】

◆実験は初めてだったので大興奮しました。お家では出来ないことで良かったと思います。【6才 保護者:母】

◆歯医者さんによる卵とフッ素に実験が面白かったです、遊びの中に歯の大切さも教えてもらい、子どもも興味を持ったと思います。【5才 保護者:母】

◆家では考えつかない色んな種類の実験を目の前で見せていただき良かったです。酢につけるだけで卵の殻が解けるのが不思議でした。【6才 保護者:祖母】


◆とても有意義な時間になりました。普段、虫歯にならないように気を付けていますが、知らなかったことを知ることが出来、また子どもも虫歯について話を聞くことが出来良かったと思います。(洗口が一番効果が高いと聞けたので取りいれてみたいと思いました。)また、家ではなかなか出来ない実験が出来て良かったです。 【7才・4才 保護者:母】

◆イベント内でいろんな年代の子が一緒に動いているのが素晴らしいと思います。ン十年前(小学校の頃)に酢タマゴの実験を学校でやったのを思い出しました(タマゴをつぶして叱られました) 【10才 保護者:父】

 


*******

主催 NPO法人アトリエ・Petata

講師 石橋幸子(NPO法人アトリエ・Petata理事長/国立青少年教育振興機構絵本専門士/フリーアナウンサー/保育園幼稚園 読み聞かせアート指導・保育士有資格)

外部講師 茶屋繁美(兵庫県音楽療法士)
外部講師 奥田歯科医院

このイベントは
国立青少年教育振興機構子どもゆめ基金の助成を受けて開催しています。

 

 

朝から青い空と蝉しぐれ。夏真っ盛りです!!

夏が来たと感じる瞬間は人それぞれですが、
やはり“セミの鳴き声”で夏の
訪れを実感する人が圧倒的に多いそうです。

テレビやラジオでよく耳にする「桜の開花日は~」などの情報。
これは“生物季節観測”といって
気象状況の推移を把握するなどの目的で気象台で観測されています。

アブラゼミの鳴き声も観測の1つで、
その季節で初めて聞いた日をアブラゼミの初鳴日(しょめいび)といいます。


朝から賑やかなセミの声も
よく聞くと何種類かの鳴き声が混ざっています。

鳴き声も、強くなったり弱くなったり…。

これを雨の降る音に例えて蝉しぐれと呼んだ昔の人は
本当に風情がありますね。

時雨とは、特に秋から冬にかけて一時的に降ったりやんだりする雨のことです。



さて、セミですが、
世界には
1600種類もいて日本でも30種類も生息が確認されているそうです。

身近であるのに知らないことも多いため、
小さな疑問を持ったら是非セミの本を読んでみて下さい。

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年齢に合わせた本や絵本がたくさんあります。

また、卵からかえり土にもぐる前の幼虫の様子や、
土の中でどう過ごしているかなどを、
実に詳しく写真で紹介している絵本もたくさんあります。

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どのページも本当にすばらしくとてもオススメです。

時間をかけて観察することが可能な夏休みですので、
こうした本をきっかけに、
ぜひ実際の体験につなげてみて下さい。




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